幹細胞について
幹細胞の働き
私たちの体には、約40~60兆個の細胞があり、それぞれの働きを持った細胞が心臓・肺・皮膚などの組織を形成しています。
その細胞の中には「必要に応じて、いろいろな細胞に分化できる能力を持った細胞」があります。これが幹細胞(かんさいぼう)です。
ケガや病気で体の組織が傷つくと、その場所に向かい、必要な細胞に変わって組織を修復してくれます。幹細胞は、約3ヶ月ほどかけて目的の細胞に変わり、傷を修復する働きをします。
幹細胞治療の役割
幹細胞治療は、体内の損傷した組織を修復・再生する「創傷治癒能力」と、炎症を抑える「抗炎症能力」を併せ持っています。
そのため、さまざまな疾患だけでなく、発症には至っていない“未病”の段階にも効果的に働きかける次世代医療です。
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創傷治癒能力
損傷した細胞や組織に働きかけて、再生や修復を促進します。
慢性的な機能低下や加齢に伴う衰えへのアプローチが可能です。 -
抗炎症能力
体内で起きている慢性的な炎症を抑制し、疾患の進行を防ぐとともに、生活の質(QOL)の向上に貢献します。
さくらクリニックでは、これらの特性を基に慢性疼痛の治療に取り組んでいます。
代表的な幹細胞の種類
幹細胞には大きく分けて3つの
種類があります。
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体の中に自然にある幹細胞
(骨髄、脂肪、皮膚、へその緒など) 体の中に自然にある幹細胞
(骨髄、脂肪、皮膚、へその緒など) -
受精卵から作られた細胞 受精卵から作られた細胞
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皮膚や血液の細胞に特定の遺伝子を加えて人工的に作る細胞 皮膚や血液の細胞に特定の遺伝子を加えて人工的に作る細胞
さくらクリニックが注目する
ヒト体性幹細胞
ヒト体制幹細胞は私たちの体内にある幹細胞の一種で、特定の組織や臓器の細胞を生み出す能力を持ち、その組織の修復や再生に関わる細胞です。
さくらクリニックではヒト体制幹細胞の中の脂肪由来間葉系幹細胞を用いて、慢性疼痛の治療にあたっています。